みなさんこんにちは、メディコスメ編集部です。
ここ数年で「ドクターズコスメ」という言葉も一般的になってきましたね。
1度は使ったことがあるという女性も多いのでは?
しかしなぜドクターズコスメなの?と聞いても「お医者さんが薦めるから良いと思う」というなんとなくの返答。
一般のスキンケア商品とドクターズコスメは何が違うのでしょうか?
本日は、自由が丘クリニックの松浦先生に「ドクターズコスメ」についてお話をお伺いしました。
「ドクターズコスメ」とは?
まずは、「ドクターズコスメ」とはどのようなものか、教えていただけますか?
松浦:「ドクターズコスメ」として売り出されているものにも、いろいろあります。化粧品メーカーさんが作った商品を医師に見てもらい「いいですね」となったものを、医師監修の「ドクターズコスメ」と呼んで販売しているものもあれば、自由が丘クリニックのように、医師の処方から始まったものまで、様々なんです。
ここ数年で「ドクターズコスメ」という言葉を聞くようになった気がするのですが、「ドクターズコスメ」誕生のきっかけを教えてください。
松浦:20年ほど前にいろいろな美容皮膚科さんがドクターズコスメの販売を始めたのですが、中でもドクターシーラボさんが一気に上がってきたのが、一般に認知されるキッカケだった印象はあります。
そんな中で、自由が丘クリニックさんの「ドクターズコスメ」も誕生したわけですね。
松浦:そうですね。「ドクターズコスメ」がまだ一般的でなかった当時、自由が丘クリニックでは、治療を受けた患者さんにお薬と一緒に、オーダーメイドで調合したクリームをお渡ししていました。すると、そのクリームを気に入って治療後も使い続けたいという声が多く、それなら商品化していきましょうという流れで始まったのが、「自由が丘クリニックドクターズコスメ」「診察室から生まれたコスメ」なんです。
「ドクターズコスメ」vs「一般のスキンケア商品」違いは?
「ドクターズコスメ」にもいろいろあるということなので、ここからは、自由が丘クリニックさんの「ドクターズコスメ」についてお伺いします。
「ドクターズコスメ」と一般のスキンケア商品の違いはどこだと思いますか?
松浦:大きく分けてこの3つが違うかなと思います。
①成分
②治療後の治り
③商品とお客様の相性の良さ
◆ドクターズコスメは「成分」が違う!
「成分」の違いとは、具体的にはどのようなことでしょうか?
松浦:例えば、一般的なスキンケア商品の原材料はほとんどが外国産なのですが、自由が丘クリニックのドクターズコスメの原材料は純国産にこだわったものになっています。
純国産を実現できる背景には、クリニックの商品であることが関係するのでしょうか?
松浦:そうですね。そもそも一般のメーカーさんですと、国産の原材料を入手するのが難しいようなんです。一方私たちは、元々クリニックでお取引していた業者さんから化粧品の成分をいただいているので、それが実現できているという背景があります。
◆ドクターズコスメは「治療の治り」が違う!
「治療後の治り」の違いとは、具体的にどのようなことでしょうか?
松浦:先ほどお話したように、自由が丘クリニックのドクターズコスメは、もともと治療と併用してオススメしてきた商品でした。クリニックで同じ治療を受けても、治療中や治療後に一般のスキンケア商品を使っている場合とは治りの経過が大きく違うんですよね。
それだけホームケアが大切ということですね。
松浦:そうなんです。サロンやクリニックにお越しいただくことで、スキンケア方法や、その商品のより効果的な使い方もお伝え出来ますしね。
◆ドクターズコスメは「商品とお客様の相性の良さ」が違う!
「商品とお客様の相性の良さ」の違いとは、具体的にどのようなことでしょうか?
松浦:自由が丘クリニックのドクターズコスメはサロン専売商品でして、販売する前には必ず、カウンセリングを受けていただくことになっています。診断機や医師の診察を通して、実際にその方に合うスキンケアはどの商品か?を見極めたうえでおすすめするので、確実に自分に合った正しい方向のスキンケアを進めていただけるんです。
自分の肌質にあったスキンケア商品を選ぶのって、意外に難しいので助かります。
松浦:そうなんですよね。例えば「乾燥肌ですか?オイリー肌ですか?」と聞いたときに、実際に自分の肌をわかっていない方が多いです。実は、日本人は元来乾燥肌体質が多いんです。7~8割が乾燥肌体質。おでこや鼻筋のテカリが気になっているから、オイリー肌だと思って、さっぱり仕上げのスキンケア商品を使っていても、逆に肌を悪くしてしまいもったいないということがあるんです。
自分の肌質にあったスキンケア商品を選ぶのって、意外に難しいんですよね…
松浦:長くお使いいただいている方には、肌質や季節、環境の変化に合わせて、オススメするスキンケアを変えていくこともあります。
“「ドクターズコスメ」高そう問題 ” 思い切って聞いてみた!
「ドクターズコスメ」がクリニックだからこそできる、高品質商品というのは分かりました。でも正直、そんなにいいものなら、商品の金額も気になります。
松浦:自由が丘クリニックの「ドクターズコスメ」に関して言うと、実は宣伝をほとんどしていません。宣伝費が抑えられているからこそ、商品の中身にしっかりコストをかけられていて、「この成分でこの価格!」というコストパフォーマンスを実現した、良心的な面もあると思っています。
なるほど。とはいえ、ドクターズコスメでスキンケア一式そろえるのは、今の私には高いと感じてしまいます。
松浦:クリニックにお越しいただくからと言って、一式そろえてもらうということはありません。診断を受けていただき「いまここが不足しているから、いま使っているものにこれを足して~」や「いま使っているものからこれを省いて~」等のアドバイスをしながら、お使いいただくものを厳選していけます。
「JC PROGRAM」とは?
松浦:数あるドクターズコスメですが、自由が丘クリニックでは「JC PROGRAM」というブランドのドクターズコスメを扱っています。
中でもどういった商品が人気なのでしょうか?
松浦:オススメは、クリニックのエステでも使っている美容液です。クリニック併設のサロンでも実際に導入として使っている成分が含まれているんです。
※「JC PROGRAM」について、気になる方はこちら
http://www.jcprogram.jp/
みなさんいかがでしたでしょうか?
ドクターズコスメについて様々なことがわかりましたね。
スキンケアを選ぶ際の参考にしてみてください。